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畑仕事、キャンピングカーの旅、サウナ、読書…晴耕雨読の日々を綴る【いくら君のこころととのう日記】

読書について

2024年8月13日

千葉雅也『デッドライン』読了

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 今現在、過去の流れから、カント『純粋理性批判』と格闘している。現在4分の1といったところか。あと1ヶ月はかかるであろう。これと並行して、意識して小説を読むことにした。そして、それが、千葉雅也の初小説『デッドライン』なのであった。  千葉雅也氏とは、2023年の新書大賞を獲・・・

2024年8月1日

斎藤環『生き延びるためのラカン』読了

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 先日、久しぶりに「電車に乗って」「都会」へ行った。何となく、TSUTAYAに入りなんとなく本棚を眺めていたら、本作と目があった。手に取り、購入即決した。ラカン? 精神分析? 医者?斉藤? 茂吉とか北杜夫の末裔? 調べても書いていない? どうなんだろう?  カント『純粋理性・・・

2024年7月26日

斉藤哲也『哲学史入門Ⅲ』読了

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 とうとう最終Ⅲ読了。聞き書き哲学史、現代編。  Ⅲの射程。 1現象学(谷徹)フッサール・ハイデガー・メルロ=ポンティ・サルトル  2分析哲学(飯田隆)フレーゲ・ラッセル・ウィトゲンシュタイン   3近代批判と社会哲学(清家竜介)マルクス・ホルクハイマー・ベンヤミン ・・・

2024年7月17日

斎藤哲也『哲学史入門II』読了

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 前回に続き、『哲学史入門Ⅱ』読了。ここで扱うのはデカルトからカント、ヘーゲルまで。 第一章 転換点としての17世紀(上野修)。ここでは現代哲学の萌芽ともいうべき、デカルト・ホッブス・スピノザ・ライプニッツを扱う。 第二章 イギリス経験論(戸田剛文)。ここではロック・バー・・・

2024年7月12日

斎藤哲也編『哲学史入門I』読了

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  結構派手に新聞広告を打っていたので、一応目を通しておこうかと購入した。2024、4月・5月・6月の立て続けのリリースだ。原田真二のデビューみたいである。斉藤哲也編『哲学史入門』Ⅰ読了。本書「あとがき」にもあるが、人文ライターである著者(哲学は素人という体)が、その道何十年・・・

2024年7月9日

黒川伊保子『孫のトリセツ』読了

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 黒川伊保子『孫のトリセツ』読了。新聞で見てついポチっと。あっという間に読めました。  筆者は、いくら君たちとほぼ同世代で2歳の孫がいる脳科学者・AI研究者である。これまでトリセツシリーズとして、『妻のトリセツ』『夫のトリセツ』『夫婦のトリセツ』など多数の著書を上梓してきた・・・

2024年7月7日

メルビィル『白鯨』読了。

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 メルビル『白鯨』ようやく読了。長かった。岩波文庫版で上中下三巻、ページ数は1000オーバー。1ヶ月間この作品と格闘した。  作者はハーマン・メルビル(1817〜1891享年72歳、米国)である。小説だけでは食えずさまざまな職業を経験した苦労人である。本作の名を知っている人・・・

2024年6月3日

竹田青嗣『カント「純粋理性批判」』読了

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 5月9日に読み始めた、竹田青嗣『カント「純粋理性批判」』をようやく昨日(6/2)読了した。いやあ、大変だった。饒舌でレトリカルなカントの文章を、竹田青嗣は簡潔に精一杯わかりやすくまとめてくれているのだが、それでも「いくら君」においては、途中頭がぼうっとし論理が追えなくなり船・・・

2024年5月17日

カントさん。ありがとう。

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 カントを読むと,歯を磨いたり,鼻毛を抜いたり,眉毛に一本ピョロっと伸びている毛などが気になったりする。→身だしなみに気を配るようになる。  また,よくうつらうつらし,心地よい。→気持ち良い。或いは健康になる。  つまり,「カント」は人間に配慮と快楽と健康をもたらす,というこ・・・

2024年5月17日

「カント」はサイコー!

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 昨日(5/16)は夜中から朝にかけてけっこうな雨であった。大威張りで畑仕事休みの判断をした。  ところで,かなり昔からの傾向であるが,いくら君は充分なる睡眠時間を確保できない。寝つきはいい(たくさんお酒をいただいておりますので)。ところが,3~4時間ほどで目が覚め,それから質・・・

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