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畑仕事、キャンピングカーの旅、サウナ、読書…晴耕雨読の日々を綴る【いくら君のこころととのう日記】

読書について

2024年7月17日

斎藤哲也『哲学史入門II』読了

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 前回に続き、『哲学史入門Ⅱ』読了。ここで扱うのはデカルトからカント、ヘーゲルまで。 第一章 転換点としての17世紀(上野修)。ここでは現代哲学の萌芽ともいうべき、デカルト・ホッブス・スピノザ・ライプニッツを扱う。 第二章 イギリス経験論(戸田剛文)。ここではロック・バー・・・

2024年7月12日

斎藤哲也編『哲学史入門I』読了

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  結構派手に新聞広告を打っていたので、一応目を通しておこうかと購入した。2024、4月・5月・6月の立て続けのリリースだ。原田真二のデビューみたいである。斉藤哲也編『哲学史入門』Ⅰ読了。本書「あとがき」にもあるが、人文ライターである著者(哲学は素人という体)が、その道何十年・・・

2024年7月9日

黒川伊保子『孫のトリセツ』読了

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 黒川伊保子『孫のトリセツ』読了。新聞で見てついポチっと。あっという間に読めました。  筆者は、いくら君たちとほぼ同世代で2歳の孫がいる脳科学者・AI研究者である。これまでトリセツシリーズとして、『妻のトリセツ』『夫のトリセツ』『夫婦のトリセツ』など多数の著書を上梓してきた・・・

2024年7月7日

メルビィル『白鯨』読了。

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 メルビル『白鯨』ようやく読了。長かった。岩波文庫版で上中下三巻、ページ数は1000オーバー。1ヶ月間この作品と格闘した。  作者はハーマン・メルビル(1817〜1891享年72歳、米国)である。小説だけでは食えずさまざまな職業を経験した苦労人である。本作の名を知っている人・・・

2024年6月3日

竹田青嗣『カント「純粋理性批判」』読了

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 5月9日に読み始めた、竹田青嗣『カント「純粋理性批判」』をようやく昨日(6/2)読了した。いやあ、大変だった。饒舌でレトリカルなカントの文章を、竹田青嗣は簡潔に精一杯わかりやすくまとめてくれているのだが、それでも「いくら君」においては、途中頭がぼうっとし論理が追えなくなり船・・・

2024年5月17日

カントさん。ありがとう。

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 カントを読むと,歯を磨いたり,鼻毛を抜いたり,眉毛に一本ピョロっと伸びている毛などが気になったりする。→身だしなみに気を配るようになる。  また,よくうつらうつらし,心地よい。→気持ち良い。或いは健康になる。  つまり,「カント」は人間に配慮と快楽と健康をもたらす,というこ・・・

2024年5月17日

「カント」はサイコー!

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 昨日(5/16)は夜中から朝にかけてけっこうな雨であった。大威張りで畑仕事休みの判断をした。  ところで,かなり昔からの傾向であるが,いくら君は充分なる睡眠時間を確保できない。寝つきはいい(たくさんお酒をいただいておりますので)。ところが,3~4時間ほどで目が覚め,それから質・・・

2024年5月8日

千葉雅也『現代思想入門』読了

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前回の『勉強の哲学』からの流れで本書を手にする。  哲学者であり小説家でもある千葉氏による彼の40代における総決算が本書である。  10代から現代思想を勉強してきた氏による,ある意味での青春の書ということになるのであろう。  氏に言わせると,「現代思想」とは1960年代・・・

2024年5月1日

千葉雅也『勉強の哲学』読了

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 筆者「千葉雅也」は、フランス現代思想の研究者であり、立命館大学教授であり、小説家でもある。ドクター論文のテーマが「ドゥルーズ=ガタリ」だというから、フランス哲学あるいは言語論(ビトゲンシュタイン)を掘り下げてきた人のようだ。1978年生まれであるから現在45歳。本書上梓が2・・・

2024年4月30日

森永卓郎『書いてはいけない』読了

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  森永卓郎『書いてはいけない』読了。  本作は、2024年1月に上梓された、いわば、筆者畢竟の暴露本である。内容は〈ジャーニーズ問題〉〈財務省問題〉〈日航ジャンボ機問題〉の3点である。いずれの問題にも共通することは、巨大な力を持った(利権に塗れた)組織が、自らの不正を隠蔽・・・

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