今年初めの、哲学的取り組みは「現象学」とする。 まずは手始めに、竹田青嗣のフッサールから。 現象学の概念を把握するのは、いくら君にとって至難である。大昔からずっと気になっていた。そこで、少し手を出してみる。しかしよく理解できず討死する。そんなことの繰り返しであった。で・・・
竹田青嗣『はじめてのフッサール『現象学の理念』』読了

川端康成「眠れる美女」読了

こりゃ、やばい。相当やばい。 〈川端康成〉。言わずと知れた、ノーベル賞作家である。美しい日本語の使い手であり、抒情的な物語の名人である。 本作も、美しい日本語で描かれた切ない物語だが、その奥に男の、老人の絶望的な悲しみがある。ああ、とうとう、いくら君もこの境地に近づ・・・
2025目標

◎読書(カント『実践理性批判』を含む) ◎薩摩芋3倍増 ナス・オクラ十一月まで収穫 大玉トマト成功 ◎100枚以上の小説、3本執筆。 ◎JRA万馬券3本。 以上・・・
内田樹『コモンの再生』読了

内田樹『コモンの再生』読了。 本作は、雑誌「GQ JAPAN」に連載されたエッセイをまとめたもの。 これらのエッセイの成り立ちであるが、編集者今尾氏と編集長鈴木氏が隔月神戸にあつ内田氏の自宅を訪れ、そこで今尾氏が提示した質問に対し、鈴木編集長と内田氏があーれもない、こ・・・
永井荷風『濹東綺譚』読了

先日、漱石の「こゝろ」を読んだばかりだが、今回は荷風の「墨東綺譚」にチャレンジした。漱石は1867年生まれ。一方荷風は1979年生まれ。年の差、わずか12歳である。しかし、荷風は漱石よりずっと長生きをした。元々世捨て人的生活を好んだ男であったが、移り行く東京の下町を活写し、・・・
島田雅彦『小説作法XYZ』読了

島田の定義によると、前作ABCは学部・大学院レベルで、こちらXYZは本格派プロ仕様ということである。ABCn発表が2009年(筆者48歳)で本作が2022年(筆者61歳)。十三年もの時間が筆者をより深く大人に誠実に、そして過激にさせた。当たり前と言えば当たり前なのだが、彼の・・・
夏目漱石『こころ』読了

先日12月21日(土)に芥研がオンライで行われた。今回から、長谷川氏による。「こころ」論集が始まる。この研究は、現在某出版社から出版予定であるが、著者と編集集者側との折り合いがつかず、現在ペンディング状態にある。そこで、世に出る前に芥研で揉んでやろう、と、このシリーズに入る・・・
吉田太郎『シン・オーガニック』読了

驚愕の名著である。 私は、4畝ほどの家庭菜園をやっており、オーガニックに興味を持っている。しかし、つい敢行農法に日和ってしまう。どうすれば、農薬・化学肥料から脱却できるか? まずは土づくりだというあたりはなんとなくわかる。しかし、それは一体何を意味し、また、どうすればい・・・
島田雅彦『小説作法ABC』読了

ずいぶん長いこと,この本に関わっていたが,ようやく読了。あとがきによると,法政大学での講義をもとに書き直して、2009年に本作を上梓した。当時、筆者47歳。16年前にのことなる。 彼は、大学四年生の時,『優しきサヨクのための嬉遊曲』で華々しくデビューし,その後六回も芥川・・・
澁谷果歩「AVについて女子が知っておくべきすべてのこと」読了

前回に引き続き、業界研究入門書。 著者の現在の肩書は,「元新聞記者&元AV女優」とある。すでに引退され、現在は執筆やタレント活動をしているという。 都内在住,小学校から12年間女子校生活。高校卒業後は青山学院にすすみ,スポーツ新聞社へ就職。さらに英検・・・