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畑仕事、キャンピングカーの旅、サウナ、読書…晴耕雨読の日々を綴る【いくら君のこころととのう日記】

秦野菜園見学

サウナについて 2024年6月21日

秦野菜園見学

 以前,トーイちゃんと呑んだ際,大玉トマトの仕立て方がひとしきり話題となった。彼は市民農園を借りて菜園ライフを楽しんでいる。トマト名人を自称する。

 過去に,私は大玉トマトを納得いく形で育てたことが一度たりともない。理想としては3個×5段の採取なのだが,葉っぱばかりが繁り実がまともにつかない。せいぜい一段目に1.2個なっておしまい。それも不細工な形。

 今まで彼の大玉トマト自慢に羨望と懐疑の念を持っていた。彼は「とにかく葉を落とせ」という。丸坊主になるくらいに!と,いささか極端なことをいう。それでは光合成はどうなるのだ?

 では,トーイちゃんの畑を見せてくれ,いいよ,というわけで今回の訪問に至った。

 私はお土産の野菜を載せ,秦野に向かう。彼は田舎の山形から送ってきたといって,私に「桜桃と新蕎麦」をくれた。すでにここでは交換様式Aの関係性が構築されている。近代資本性を超えたところの回帰である。田舎のオッサン同士の絆というところか。

 湘南ナンバーの車で菜園に向かう。よく整備された市民農園で,スコップや鍬などはそこで借りることが可能だ。水道はある。綺麗に区画化された小さな畑に創造者の思いが投影されている。キョロキョロするだけで様々なサンプルを見られ,勉強になる。向かう途中,彼の畑の知り合いからトマトを褒められていた。

 さてトーイちゃんの区画である。小さな区画に整然と野菜が配置されている。まず目につくのがやはりトマトである。場違いなほど立派なビニール屋根があり,周りは網で囲まれている。作り手の長年に渡る試行錯誤と現代における到達点が見られる。肝心なトマトであるが,1段目に立派な大玉が着いている。4段目まです実らせている。7段目の花が黄色い花を咲かせていた。スッキリとしている。葉が少ない。実りがグラデーションで可視化されている。私は唸った。ふ~む。さすが一過言持つだけのことはある。どうやら,肥料管理と摘心・摘果・滴葉が味噌であるようだ。とにかくシンプルな姿になるようしっかりと土作りをしながら過肥せず管理することが寛容らしい。勉強になった。ありがとう。

 畑を後にし,向かった先は,温浴施設「湯花楽」である。トーイちゃんのホームサウナである。ボロいボロいとdisる。ロッカーが壊れているとか,炭酸泉が壊れているとか。

 入泉の際,タダ券をくれた。前回クジを引きで当たったという。また,本日はシニアDAYでくじ引きがあるという。まさかそんなことは・・・。

 下駄箱は幾つか使用禁止の札だ下がっている。メンテナンスまで手が回らないということなのか? 受付でクジを引く。彼ーハズレ。普通である。そんなにしょっちゅう800円相当のタダ券を配っていては経営が傾くであろう。さて,私の番だ。手前の奴を引く。何やら棒の先が赤い。アタリである。タダ券で入りタダ券が当たった。無限ループ。ニラを思った。こんな人の良いことをやっているが,経営は大丈夫か?

 お風呂ははまあまあ(炭酸泉がいかほどに健康に良いかを大々的に語るパネルの下にひっそりと炭酸作成装置故障のお知らせがあった)。サウナは最高であった。

 今日は「サザエさん」のように二本立てであった。次来る時も「湯花楽」があるといいな。

  帰宅後サクランボをいただいた。甘酸っぱくてうまい。そういえば昨日は桜桃忌であった。

“秦野菜園見学” への2件のフィードバック

  1. fondriest より:

    今度、菅原農園視察に行きます。
    お手伝いの彼はいつ来るのかな?

  2. ikurakun より:

    是非,遊びに来てください。
    基本典生君は月金にきています。

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