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畑仕事、キャンピングカーの旅、サウナ、読書…晴耕雨読の日々を綴る【いくら君のこころととのう日記】

北欧・萩の湯

サウナについて 2023年9月22日

北欧・萩の湯

 8月下旬に、山の師匠である遠井ちゃんから、渓流釣りの誘いがあった。もちろん「いくら君」は大歓迎。二人の予定を調整し、9月21日(木)〜22日(金)決行予定となった。21日午後出発し、群馬県のとある無料キャンプ場で一泊キャンプし、翌日早朝から渓流に入り、大量の岩魚を釣り上げ、焚火台で盛大に焼き、喰らう、予定であった。

 しかし、天気予報は雨である。考えに考えた末、釣りは断念し、代わりに、上野の「北欧」集合ということになった。15時チェックイン、翌日10時チェックアウトである。

 「北欧」は、テレビドラマ「サ道」において、登場人物たちの拠点サウナとして使われ、全国にその名が轟かせた東の雄である(残念ながら男性専用施設)。そのテレビ番組の影響もあり、昨今のサウナブームが訪れていると言っても過言ではない。もちろん、関係者の絶え間ないサウナ普及のための努力があってからこその、実りなのではあるが。

 さて、久しぶりの「北欧」である。上野駅から徒歩2分。ビルの六階全てサウナ関係施設である。2・3・4階がカプセルルーム。5階がレストルーム及びレストラン。そして6階がお風呂及びサウナ室である。

 いったい何がいいんだろう。なんでこんなに「北欧」はいいんだろう。特別なものはない。風呂もシンプルである。サウナも特別なことをしているわけではない。「しきじ」のように、水風呂に特徴があるというわけでもない。さらに、屋外の「ととのいコーナー」だって、上野だ。空気が美味しいとか空が青いとか、何か、特別なことはない。それなのに、いい。「北欧」は、とにかくいい。北欧の風呂に浸かりサウナを体験し水風呂に入り椅子に座ってまったりしているだけで、他の施設では感じられない、なんとも言えない、リラックス感が味わえるのだ。不思議である。でも事実である。

 しかし、そこにはお客様に対する底なしのホスピタリティが隠されているに違いない。清潔なのは当たり前なのだが、気がつくと若い従業員が鏡を磨いている、床を流している、椅子の位置を整えている。脱衣場では、ドライヤーの吸い込み部分を綿棒で掃除をしていた。そういった目に見えないものの積み重ねが「北欧」の特徴なのかもしれない。

3時から4セットやり、6時に外出し、近くの居酒屋へ。二人で痛飲。鯨飲。大いに食べ、大いに語った。何を? 忘れました。

 翌日、2セット、朝食、2セットでチェックアウトし、鶯谷の「萩の湯」へ。こちらは、東京都銭湯組合に属する「銭湯」である。つまり組合指定の料金520円で入浴できる(サウナは別途300円が必要)。しかし、こちらも鉄筋コンクリートのビルディングで2階が受付及びレストラン、3階男性風呂、4階女性風呂である。新しい。銭湯にしてはかなり広い。風呂の数も多く、泉質も豊富である。サウナはまあまあという感じ。でも、素晴らしい施設でした。

 「北欧」は、完全予約制である。つまり、ふらっと行って入れない。常に人数制限している。だから、あれだけの有名な人気施設にもかかわらず、混雑している印象がない。そこに来るのは皆「プロサウナー」である。マナー違反がない。よって嫌な気持ちになることはないのだ。

 「萩の湯」は、街の銭湯である。気取りもない。しかも、人気店だ。平日にもかかわらず、12時頃にはものすごく混んできたため、早々に退散しました。

 1泊2日で、11セット。お疲れ様でした。

“北欧・萩の湯” への2件のフィードバック

  1. fondriest より:

    萩の湯は東京の銭湯サウナの中ではピカイチですね(混むけど)
    午後に湯どんぶりに行ったらサウナが工事中で入れませんでした。
    仕方なく近くの改栄湯というところに行ったらこれが結構当たりでした
    東京の銭湯サウナの旅もなかなか面白いですよ

  2. ikurakun より:

    東京銭湯ツアーも企画しなければなりませんね。

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