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畑仕事、キャンピングカーの旅、サウナ、読書…晴耕雨読の日々を綴る【いくら君のこころととのう日記】

霜田2

その他のこと 2025年2月2日

霜田2

 先週に引き続き、霜田くんとの話。

 LINEであれこれやりとりをしながら、ひょんなことで、相模大野で開催されるオープンマイクに参加することになりました。オープンマイクとは「ライブハウスなどの店舗で、誰でも演奏や朗読、コントなどを披露できるイベント」(GoogleAI)とあリます。「いくら君」はただ拝聴するのみですが。ここでのルールは、楽器の演奏インスト縛り、とのこと。場所は相模大野「アコパ」。到着順に記名。それが演奏順となる。霜田くんは主催者志賀さんとユニットを組んでおり、ピンでもデュオでも素敵な演奏を聞かせてくれました。他の方々も、ギターあり他の楽器ありでバラエティに富んだ演奏を楽しんでいました。いやあ、ものすごくアットホームなライブでした。すごくうまい人から、かなりうまい人、あるいはそれほどでもない人までさまざまの参加者がいるわけですが、とにかく空気が暖かい。誰しもただただひたすら音楽を愛するおじさんたちで、優しさと、何かを掴んで帰ろう、という貪欲さに溢れた眼差しでいっぱいでした。

 後半は、流離のギタリスト「プー吉」さんのライブでした。素晴らしいギタリストでした。感動しました。最初は有名な曲でつかみはオッケー。楽しいトークを挟んでオリジナルの演奏です。ギター一本担いで世界を股にかける楽しいMCにまじりなぜか宇宙の話、アインシュタインの話も。相当レベルが高い! 霜田くんが「これこれ」と「プー吉」さんの紹介をスマホ画面で見せてくれ、「いくら君」はひっくり返ったのでした。東大大学院で宇宙物理学の研究者からアコギインストの演奏者に転身という華々しい?経歴の持ち主、だって!!。ああ、音楽も数学に近しいところがあるから感性と知性の結合により、これらのリリカルでありながら論理的な音楽が生み出されるのだろう、などと考え、別の感動を得たのでした。

 ここにいる音楽大好きおじさんたちは、音楽を愛する素晴らしい演奏家なのですが、「いくら君」同様、安全なサラリーマン生活から確実な収入を得た上での音楽家であるわけです。ところが、プー吉さんは違う。賭けているもの、というか、捨てているものというか、投げ出しているものというか、とにかく、気合が違うわけです。彼の経歴からいけば、経済的に恵まれた人生を送ることも可能だったはずです。しかし彼は、そういった世俗的な安心をとらず、ギーター道追究を選んだ。親からの圧も凄まじかったでしょうし、彼自身がこの道で生きていく確信ができるまで、並大抵ではない葛藤があったことでしょう。しかし今は揺らぎのない自信を持って渡り鳥生活をされている。すごい。「プー吉」さんのギャラは「投げ銭」制。これやあ、ちょっとはずまないといかん。我々が安全なサラリーマン(それはそれで大変だし、サラリーマンを否定するつもりは毛頭ありません)をすることで失った何かを、命懸けの渡り鳥に回復させてもらうわけだから、弾まないとね。玉はないな。紙も最低複数入れなきゃな。

 ライブハウスの代金はは飲み物代のみ。「いくら君」はビールホッピー黒芋焼酎お湯割りで2300円のお会計でした。

 あー、楽しかった。たまには外に出て音楽を聴くのもいいなあ。霜田君ありがとう!

 お別れの際、霜田君はもとより志賀さん、ライブハウスのオーナーからも次は演奏せよとのプレッシャーを受けつつ、「いくら君」は、ほうほうの体で逃げ帰ったのでした。もうギターなんか弾けないよ、と思いつつ、帰りの小田急線内でギター弦とチューニングマシンをポチっている「いくら君」がいました。

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