その他のこと 2023年7月16日
芥研
昨日、オンライン上で「芥研」(文学研究会)が14時より行われた。
今回の、当番は「いくら君」のため、先月より1月ほどかけて書いた小説を、事前にメンバーの皆さんに送り、読んでいただき、批評を受けた。
なんやかやで、断続的であるが「いくら君」は30年以上小説を書き続けており、その度、「芥研」のメンバーに読んでいただいてきた。そして、けちょんけちょんに、やられてきた。
今回、皆さんに読んでいただいた作品は、原稿用紙換算107枚。老高等学校教諭が引退するまでの約半年間の、心理や出来事を中心に描いた「馬鈴薯」と言うものだ。昨年、別の30枚くらいの小品を皆さんに読んでいただき、比較的好評価をいただいたのだが、今回は、ほぼ絶賛、と言う感じだった。
30年以上につきあいになるメンバーたちはとてつもなく辛辣で厳しく、他人のことなど褒めることなどほとんどないのだが(特にアイロニカルでありながら、終いに自己崩壊する清水君)、今回は褒められた。六十二歳になっても成長するんだね、などと、変な褒められ方もした。
嬉しい。嬉しいのであるが、本当なのか? こんなに、幸せなことが起こっていいのだろうか?
みんな俺のことを騙しているのでないだろうか? なんて考えが、横切るのでありました。
みなさん、ありがとうございました。
次回、長谷川さん、よろしくお願いします。
椎茸の研究、進んでるよ。
楽しみです!